【ラストエッセイ 第15回 ~捕手 天野圭太~ 】
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とうとう野球人生の終わりが目前にまで来た。
我がユニークな同期達はこれでもかこれでもかという位に真面目に書いてて普段とのギャップがありすぎて笑えます。
一つ言うならば一億円くれるならもう一回一年生になっていいかもよ、弘樹。
我が代は全寮制がなくなった最初の世代で先輩達には崩壊世代と言われ良く怒られた。
怒られたと言っても先輩達からしたら甘いらしいが。
一生懸命やってもミスが出て怒られ走らされ本当に毎日が辛かった。
磨いても磨いてもキレイにならないボール。
丁寧に整備をしてもイレギュラーするグランド。
不平、文句、愚痴、影口、言い訳…
助け合わなければならない同期同士で対立などが起きた。
本当に辛かった。
クソったれな一年生の一年間。
長いようで本当に長かった雑用の一年間。
ご飯を食べながら寝たのもあの時が最初で最後だな。
消しゴムをあんな減らしたのも最初で最後だな。
今では本当に笑い話だ。
あれだけ嫌いだった奴も今では本当に仲良しになった。
これからも一生付き合っていく仲間である。
何人かは社会人になって激務ですぐダメになるっしょとか思ってるかもだけど…まぁ、ほとんどだな。
何食わぬ顔でけなし合える仲間。
SAIKOHです!
そして可愛い後輩たちよ。
お前たちのおかげで俺達の代は成り立っていた。
本当にありがとう!
みな謙虚な気持ちを持って人を動かせるような人間になってほしい!
決して慢心せず周りに目を向け成長してくれ。
私の野球人生は本当に周りの人なしでは語れません。
家族、親戚、同期、先輩、後輩、中学の同期、高校の同期、予備校のみんな、塾のみんな、全ての人達へ
本当に挫折だらけで辛かったけどみんなのおかげで最後まで笑って頑張ることができました。
みんなにしてもらったことをこれからはたくさんの人に返していく番になりました。
本当にありがとう。
そしてこれからもよろしくお願いします。
最後に…
学生コーチになってくれた岩渕へ。
本当にありがとう。
おかげで最後の一年は一生忘れることがないくらいトレーニングキツかったぜ!
メンバー外で全然力になれなくてごめんな。
お前が学生コーチで本当に良かった!
ありがとう。
みなさん、これからも立教大学野球部をよろしくお願いします。
12年間
野球よありがとう。
【天野圭太・4年捕手・春日部高校出身】
【ラストエッセイ 第14回 ~投手 片岡航希~ 】
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私は高校時代最後の夏を間近に控えて利き手を骨折し勝負の舞台に上がれなかった。
なんの実績もなかった人間だった。
そんな自分に東京六大学に挑戦するチャンスをくれた高校にまず感謝したい。
入部に際し恩師と交わした約束が
「新人戦でも構わないから、一球でもいいから、神宮のマウンドで投げる」
今思えばなんと控え目な目標だと笑える。
でも当時は真剣だった。
確固たる自信がなかった。
紆余曲折ありながら、約束通り新人戦で神宮のマウンドに立った。
緊張のあまり第一球目を大暴投したことは忘れない
その後、リーグ戦で投げるという新たな目標を仲間に託そうかと考えた時期もあった。
そんな中、休みの日に同期と湘南の海で語り合ったこともあった。
そこでみんなのために、リーグ戦で投げるために頑張ることを決心した。
語り合った彼は今トレーニングコーチとして頑張っている。
三年生、四年生とキャンプにも連れていってもらいながら期待に応えられず、申し訳なかった。
もっと貪欲な性格なら投手としてさらに成功したのかなあとも思う。
思うような結果は出せなかった。
だが、結果に責任を持つと決めた大学野球。
自分が必要だと思ったことは信じてやった。
四年間の結果にとても満足はできないが、納得はしている。
ただ、応援してくれた親、先生、友人、サポートしてくれた野球部の仲間の期待に応えられたか。それだけが心残りだ。
それにしてもみんなと一緒に過ごせて楽しかった。
いろいろありすぎたけれど、みんなのおかげでここまでこれた。
もうみんなと馬鹿やったり野球ができなくなると思うと、ちょっと、、、あれだな
先生、先輩、両親、今まで野球をやらせてくれてありがとうございました。
立教に来て良かった。
本当に楽しかった。
みんなありがとう。
これからもよろしくね↑↑
【片岡航希・4年投手・桐蔭学園高校出身】
【ラストエッセイ 第13回 ~外野手 北田亮佑~ 】
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とうとう大学野球も残り1カードになりました。
長いようで短かった4年間。
たくさんの出来事がありました。
もうあれこれ言う前に
同期のみんなありがとう!!
楽しかったことばかりじゃないけど、みんなと同期で良かったと心から思えるよ!!
特にぶち、館、前田の3人には世話になったな。
なんでも本音を言えたし、友達でも厳しいことも言い合ったり、諸事情で泣いたりもしたな。
おれらたぶんバカだけどこれからも酒のつまみになる話しばっかりやな。笑
直接なんて言えるはずないからここで言わせてくれ、
ありがとう。
さて、野球をやってきた16年間を振り返ると後悔が一番最初に思い浮かぶ。
高校最後の大会では足を捻挫して初戦敗退。
泣くにも泣けない、ただ不完全燃焼だった。
それがあったから大学でも野球を続けようと決意した。
大学では完全燃焼する!
その気持ちが強かったから今の自分がいると思う。
4年の春のリーグ戦最初の2カードスタメンで出場させてもらいました。
しかし、2カード終わったらボールを投げることが出来なくなった。
骨折していた。
今も完治はしていないが、投げれる!
もう中途半端な終わり方はしたくないから。
最後の明治戦も自分の仕事を全うします!
自分たち4年は一度も優勝することは出来ませんでしたが、最後の最後まで全力で戦いますので応援よろしくお願いいします!
最後にいつも心配ばかりかけてきたお父さん、お母さんありがとう。
今度家帰ったらまた飲み行こう!笑
みんなの前では恥ずかしいけどお父さんとお母さんの思ってること聞いて2人の子供でよかったって自慢できるよ!
本当にありがとうございました。
【北田亮佑・4年外野手・島原高校出身】