【ラストエッセイ 第7回 ~内野手 茂木龍五郎~ 】
【写真:4年生集合写真(大学2年時)】
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こんなに楽しい大学野球生活が送れるとは思っていなかった。
雑用ばかりしていた頃、たくさん言い合い、ぶつかりあった。
練習以外で顔を見たくない奴もたくさんいた。
それでも、辛いときにみんなの顔を見ると不思議と頑張れた。
大学一年生での辛い思い出は、今でも話のネタになっている。
裏方に回る事を打診された時、本気で相談に乗ってくれた。
一緒に泣いてくれた。
その時、みんなが同期で良かったと心から思った。
練習がない日には、みんなで遊びに行ったり、泊まりで旅行に行ったりした。
大学生活のほとんどを野球部の同期と過ごした。
あと少しで、そんなみんなと一緒に野球ができなくなる。
一緒に馬鹿なことしたり、語り合ったり、泣いたりすることもなくなる。
その前にみんなに伝えたいことがある。
みんなに出会えてよかった。
ありがとう。
もう優勝は難しくなったけど、最後まで俺達にしかできない野球を見せてやろうぜ!
あと少し、みんなで走り抜けよう!!
【茂木龍五郎・4年内野手・國學院久我山高校出身】
【ラストエッセイ 第6回 ~内野手 星野亮~ 】
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小学校1年生の時に少年野球チームに入り本格的に野球を始め今年で16年目になります。さかのぼれば、それ以前から野球好きの父の影響もありゴムボールとプラスチックバットで毎日のように遊んでいたそうです。
そんな私のこれまで生きてきた約22年間は、まさに野球漬けでした。
ここまで野球を続けてきて今、胸をはって野球が大好きと言うことができます。
試合に出れない悔しさ、ただ走るだけの練習など、辛いこともありました。
しかしそれ以上に野球から学んだことは多く、自分自身がここまで成長してこれたのも野球のおかげだと思っています。
そんな野球を続けてきた中で出会った人々、お世話になった方々には本当に感謝しています。中でも一番感謝しているのは両親です。
高校も大学も寮ではなくずっと自宅で生活してきた私は、両親の支えなくしてここまで野球を続けてくることはできなかったと思います。
私の打撃の根本は毎日トスをあげてくれ、よくバッティングセンターに連れていってくれた父の指導によるものであり、大学2年春の新人戦で神宮初打席でタイムリーヒットを打つことができたのは父のおかげです。
大きな病気、怪我をすることもなく、風邪を引いて練習を休んだことがないほど丈夫な体に育ったのは、母がバランスを考えて日々作ってくれた最高においしい料理のおかげです。
大学野球を引退するその日に、両親には自分の口からしっかりと感謝の気持ちを述べたいと思います。
そしてこれからは、精一杯親孝行していきたいと思います。
たくさんの思い出が頭の中によみがえり、この文章を書きながら涙がこみ上げてきました。
野球を通じて出会った全ての仲間、可愛がってくれた先輩、慕ってくれた後輩、野球の技術だけでなく様々なことを教えてくださった指導者の方々、そしていつも一番身近にいて支えてくれた両親はじめ家族。
全ての人々との思い出、全ての人々への感謝の気持ちを書きたい所ですが、長くなるので今回はこのくらいにしておきます。
最後に、ここまで書いてきた通り、野球は一人では決してできません。もちろん、一人の力だけで試合に勝つこともありません。
試合に出ている選手、ベンチ、スタンドが一体になり、全員で相手に勝負を挑みます。
立教の全員野球をぜひ神宮球場に見に来てください。
そして、応援をよろしくお願いします。
私達4年にとって最後となる秋のリーグ戦。
仲間と共に喜びの涙を流し、笑顔で野球人生を終えたいと思います。
【星野亮・4年内野手・日大豊山高校出身】
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