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ブログをご覧のみなさんこんにちは。2010年度主将の湯本達司です。僕のブログは今回最後です。遅くなりましたがここで選手を代表して応援していただいた方々へお礼の言葉を述べたいと思います。

 

 

 

2010年慶應野球部への、いつの日もどんな日も多大なる応援、本当にありがとうございました。春秋連覇に向け最後の最後まで優勝争いができたものの、閉会式、目の前で天皇杯を持って行かれた悔しさはやはり引退した今も忘れられません。この悔しさはきっと新チームが晴らしてくれるはずです。

来年も引き続き、慶應野球部への応援をよろしくお願いします。来年はスタンドから若き血、そして丘の上を一緒に歌いましょう。 

 

 

優勝決定戦後、悔しさと引退という現実からかしばらくすると、満員になった球場全体の景色が眼の中に飛び込み、一瞬にして4年間の思い、浪人の時の思い、そして野球を始めた頃の思いまでがよみがえり、何も考えられなくなりました。

 

ただがむしゃらにボールを追い続けた下級生の頃。慶應で野球がしたいという一心で一年間机に向かい、ようやく潜ることができた塾野球部の門は、ただのスタートラインにすぎませんでした。日吉のグラウンドで野球部生活が始まり、野球ができるその喜びはひとしおでした。比較的早い段階で試合に出場することができ、良くも悪くも多くの経験を積めたことは、主将として迎えた最後の一年間にとって大きな糧になったのだと思います。

 

春の優勝時は、あまりにうれしかったのか、涙が止まりませんでした。秋は悔しさからでしょうか、または「終わったんだ」という開放感からか、感情は表に出ませんでした。

 

自分の生活から野球がなくなった今改めて、悔しさとともに、あの大歓声のもとでプレーができた喜びが湧きあがってきました。

 

早稲田大学は決勝まで駒を進めてくれました。相手は春の全日本大学野球選手権で僕たちが敗れた東海大学です。東京六大学の代表として、ぜひとも最後に錦を飾ってくれることを期待します。

 

 

主将として一年を通じ一番感じた事は、試合に出ている選手はもちろん、4年生全員が個人個人、勝つために何ができるかを考え実行してくれたという事です。こんな素晴らしい仲間に感謝、そして慶應野球部で野球をさせてくれた両親に一番感謝しています。

 

ありがとう。

 

 

 

 

諸先輩方、後輩、そして、応援して下さったすべての皆さんに、心から感謝しています。

 

一年間、本当にありがとうございました。

 

 

来年も、慶應義塾大学野球部を宜しくお願いいたします。

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