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東京六大学野球 早稲田大学野球部

福満 遼
マネージャー(4年)

早大野球部

早大野球部の伝統

「文武両道日本一」

それが早稲田大学野球部が目指していくべき永遠の目標であり、
今までの100年を越える歴史の中で受け継がれてきた伝統であります。
ゆえに早稲田大学野球部の部員は学業を何よりも重要視します。

それは早稲田大学に入学しているのであり、野球部に入学しているわけではないからです。よく早稲田大学の野球部員は野球しかしていないというイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。授業期間は必ず授業に出席し、練習は授業が終わってから行います。そのため留年や卒業しない部員はほとんどおりません。

また、一点どうしても覚えておいて欲しいことがあります。
それは早稲田大学野球部の部員の半数以上は一般入試で入学しており、更にその半数は浪人生であるということです。一浪から四浪までいます。推薦生は全体の一割強しかいません。
つまり早稲田大学野球部を支えているのは一般入試で苦労して入学してきた部員です。これも早稲田大学野球部ならではの伝統です。

今年の早大野球部はこんなチーム

今年のチームは主将の斎藤佑樹をはじめ、大石達也や福井優也の活躍ばかりに注目が集まりがちですが、「全力~バカになって声を出せ~」というスローガンを下に、監督、スタッフを含めた部員全員が一丸となって「全力」で優勝を目指します。
チームのまとまりは他のどの五大学にも絶対に負けません。そして「全員野球」で明治大学から必ず天皇杯を奪回し、また、歴史に刻み込めるものは全て刻み込む勢いでリーグ戦に挑みます。

是非ともグラウンドでの選手の活躍はもちろんのこと、メンバーに選ばれなかった部員がスタンドで一生懸命、選手と共に必死になって戦っている姿に注目してください。今年の早稲田大学野球部は今までとは違います。