2010.07.07
双七
今日は七夕ですね♪
7月7日、、、年にたったの1回。
この日だけ。この1日だけ天の川を渡って織姫と彦星が会うことを許される。
そんなロマンチックなお話しに心をときめかせたことがある方も
けっこう多いのではないでしょうか?
さて、そんなロマンチックな星空を見上げたくても、今夜は雨。
「七夕の日って、たいてい“曇り”か“雨”じゃない?」
「そう言われると確かにそうかも。」と思う方は少なくないと思います。
実は、この七夕という行事は旧暦の7月7日を指すので、
今の暦で考えると8月7日あたりなんですよね。
(今の暦は江戸時代まで使われていた暦と約1ヶ月の差があります。)
なので、昔は今の8月7日に七夕の行事をしていたので
比較的「晴れ」の日も多く、天の川も織姫星も彦星もしっかり
見えていたのかもしれません。
「五月雨」なんかもそうですよね。
字面から「五月に降る雨」のことを意味するのか、
なんて考えそうですが、
旧暦の5月(=今の6月)なので「梅雨」のことなんです。
だから、2月の立春を過ぎると、まだまだ寒いのにもかかわらず
「暦の上では春となりましたが・・・」
なんていう季節の挨拶をするのも納得ですよね。
以上、久しぶりに登場しての知ったかぶりでした。
(4年/マネージャー/治 正人)