2010.07.23
不満足なソクラテス
はじめまして!
初めてブログを書くことになりました、三年内野手の金田将賢です!!
僕のことをご存じの六大学ファンの方、あなたは相当ディープなファンです。自信を持っていただいて大丈夫だと思います。
でもほとんどの方が知らないと思いますので、今日はまず簡単に自己紹介したいと思います。
一番わかりやすいのは、神宮でいつも湯本さんの後ろでノックを受けている選手、それが僕です。
その地位に甘んじてかれこれ一年半くらい経ちます。なので湯本さんの背中のことには詳しいです。
出身は高知の土佐高校です。土佐高校と慶応義塾と言ったら思い浮かぶのはやっぱり・・・
文武両道です!!
ということで自己紹介はこの辺で、野球部もテスト期間中にはしっかり勉強するんだということをアピールしたいと思います。
SFCのテストのことはよくわかりませんが、テスト期間の一週間前くらいになると、日吉では語学のテストが、三田では科目によっては授業内試験が始まります。あるいはレポートなんかはこの時期に提出というものもあります。
すると、そこで障害があるんです。あれ、ノートがない・・・
そうなんです。普段控えめにしか授業に出ていない僕たちにはノートがありません。友達をつくり、ノートを貰う。これもテストに向けた大事な作業の一つです。
テスト期間は一週間くらいなのでその前に一度土日を挟みます。テストオフの土日、これの遊びたいという衝動は半端ないものです。しかし一方テストがヤバい、この危機感も負けてはいません。この葛藤を乗り越えて、勉強するのはつらいものです。ちなみに遊びに行く勇者も結構います。
ついにテスト期間。この一週間はほんとにつらいです。まず普段動き回っているのでまずじっと座っていることが大変です。しかも授業に出ていないので、ノートを理解するのも大変なんです。みんな深夜3時とか、日によっては徹夜することもあります。でもそんな時、心強いのが「できる野球部員」の存在です。僕にとっては三年外野手の森田真吾君がそうですね。彼はテスト直前に「森田塾」を開講し、僕たち法学部の「できない野球部員」たちにわかりやすい授業をしてくれます。彼がいなければ落としていた単位は数知れず、です。
なんとなく、野球だけじゃなくて勉強も頑張ってるんだというのが伝わったでしょうか。けっこう勉強もしんどいんです。でもちゃんとみんな勉強して、単位を取っていくというのは、勉強が楽しい、と思うことも少しあるからだと思います。もともと何を書いているのやらさっぱりわからなかった文章が、理解して読めるようになる。テストに出た問題がスラスラ解ける。この感覚は、野球の練習してうまくなったことを実感する、あの感覚に似たものがあります。
最後に今日のテストに出たJSミル?の言葉を紹介します。
「満足な豚よりも、不満足な人間のほうが良い。満足な愚か者よりも、不満足なソクラテスのほうが良い」
気になった人は勉強してみてください。あの感覚が味わえるかもしれません。