2010.05.17
東大生なのに・・・②
皆さん、こんにちは!
この土日に早大・慶大が、それぞれ法大・明大から
勝ち点を挙げたので、早慶戦が優勝決定戦となることに。。。
早慶ファンにはたまらない一戦となりそうですね。
さて、今日は「東大生なのに・・・②」ということで、
前回とは少し違うエピソードを紹介したいと思います。
多くの方がご存じかと思いますが、東京六大学野球連盟には
公式のHP(http://www.big6.gr.jp/)がありますよね。
試合後にはこのHPに個人成績や戦評が掲載されるのですが、
今日取り上げるのは昨春の4月18日(土)法立1回戦のお話。
この試合は、1-2と1点ビハインドで迎えた9回裏、
代打で登場した立大・大林選手が逆転の2ランホームランを放ち、
立大が見事なサヨナラ勝ちを収めた試合でした。
劇的なこの試合の戦評は下記の通り。
「立大が代打大林の代打逆転2ランでサヨナラ勝ちした。
1点を追う立大は9回、先頭の代打渡辺が安打で出塁、
2死後代打大林が加賀美の速球をライトスタンドに運び、
土壇場で法大をうっちゃた。一方法大は・・・(略)。」
ん!? 「うっちゃった?」
実は、相撲の決まり手の1つに「うっちゃり」という言葉があり、
土壇場で形勢逆転し勝利することを、「うっちゃる」と言うそうなんですね。
この言葉を知らなかった当時の主務と僕の2人は、この「うっちゃった」を
「打っちゃった」、つまり「〜してしまった」の意を表す、
「〜しちゃった」だと思い、この戦評を読んで大爆笑していました。
「立大が土壇場で法大をうっちゃった。」
=立大・大林選手が9回裏1点差2アウトの土壇場で法大・加賀美投手から
サヨナラの2ランホームランを打っちゃった(=打ってしまった)。
まさに「サヨナラホームラン打っちゃった、てへ。」
という展開だっただけに、その時の面白さは今でも覚えていますが、
それと同時に、翌日「うっちゃった」の本当の意味を知らされた時の
気まずさもはっきりと覚えています。
「知らないことは恥ずかしいことではない。」
なんて言いますが、「知らないことは罪」かもしれません。
(4年/マネージャー/治 正人)