【ラストエッセイ 第18回 ~内野手 近谷悠一朗~ 】
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こんにちは、近谷悠一朗です。
同級生について書いてみたいと思います。
1年生の時は整備の仕方を聞いても「知らん」と言われたり、仕事を押し付けられたりして「みんなどうかしてる」と思いました。
でも今では苦しい時期を一緒に乗り越えた仲間と信頼関係を築くことができています。
以前はひがんで素直に応援できなかったのですが、同級生の活躍を誰よりも望んでいる自信があります。
自分は神宮の舞台に立つことを目標に掲げて入部しましたが、結局目標を達成することはできませんでした。
結果のでない自分に不甲斐なさを感じ、悔しい思いをしている時が大半だったと思います。それでもここまで努力し続けられたのは同級生のおかげだと思っています。
みんなの目標に向かう姿勢と真剣な眼差しが勇気と希望を与えてくれました。
野球を好きでいさせてくれて本当にありがとう。
これからもお世話になることが多いかも知れませんが、いい関係を続けていきたいと思っています。
【近谷悠一朗・4年内野手・県立船橋高校出身】
【4年生最後の練習後の集合写真】
今日は惜しくも1点差で負けてしまいました。
残り1カード、引退も間近となり気合い充分で挑んだ対明治大学戦一回戦に勝利することが出来ず、部員一同本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
私は、2階のアナウンス室でアナウンスを担当していましたが、点を積み重ね1点差まで詰め寄っている時のスタンドは盛り上がりで揺れているように見えました。
スタンド・ベンチが一体となっていた分、今日の負けは非常に残念でした。
試合後の夜、応援団のリーダーの一人からこんなメールが来ました。
「明日を最後にしないよう、最初から最後まで悔いの残らないように。」
彼とは、体育会の新入生が参加するフレッシャーズキャンプで出会いました。同じ班だったこともあり、今までお互い切磋琢磨し合いながら、7回のリーグ戦を終え、8回目のリーグ戦を迎えました。
いつも全力で応援してくれ、叱咤激励してくれる応援団の大きさを4年目にして改めて感じました。
更に今日の試合後、寮の玄関で自宅に戻る監督さんにお会いし、こんな言葉をかけて頂きました。
「明日(日曜日)で終わりにさせないからな。明後日までいくぞ!」
力強い監督さんの声と温かい言葉に感動し、思わず泣いてしまいました。
試合後寮に戻った選手たちの雰囲気、自信に満ち溢れた監督さんのご様子から明日の勝利を確信しました。
応援団を始め、ファンの方々、保護者の方々、いつも応援して下さる多くの方々への恩返しの為にも、明日は全員で勝利を掴みにいきたいと思います!
そして、明後日全員で2つ目の勝ち点を奪取したいと思います!
最後の1カード、勝ち点を挙げて終わることが出来るよう、引き続き熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。