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【ラストエッセイ 第9回 ~投手 宇津井一樹~ 】

 

 

 utui 

 

 

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私はこの大学4年間、本当に様々な経験をした。

 

私の4年間は、六大学の同期生の中でも一番色々あったんじゃないかと思っている。

 

 何があったかはあえて言う必要もないので省略するが、本当に色々あった。

 

優勝やらなんやらは経験出来なかったが、経験値は一番獲得したと思う。

それを可能にしてくれたのは紛れもなく周囲の人々だ。

 

愚かなことに、野心に満ちていた1年生の頃は、私はそのことに気付かなかった。

 

しかし辛くてどうしようもなかった時に、たくさんの人々に支えられた。

 

迷惑をかけっぱなしだった同期生のみんなに「絶対復活しろよ」と言ってもらって力が出た。

 

今さらだけど、1年生のときにグランド整備サボりまくってごめんなさい。

 

親にはそんなに嫌なら辞めろと叱られた。今思えば、本人が嫌々やってるなら、支援する側にとってこれ程虚しいことはないということがわかる。

 

それがたとえ本心からの言葉ではないとしてもだ。

 

両親には文句ばっかり言ってごめんなさいと伝えたいと思う。

 

 

そして諸先輩方と後輩達。

わがままで気分屋で傲慢な私は、おそらく数えきれない程の迷惑をかけたに違いない。

 

先輩方、生意気な後輩でごめんなさい。

 

後輩達、わがままばっかり言ってしょうもない先輩でごめん。

 

 他にも色々あるような気もするが、キリが無さそうなのでやめておくことにしよう。

 

 本当にお世話になったのでこの場を借りて謝ろうと思った。

 

皆さんごめんなさい、そして本当にどうもありがとうございました。

 

最後になるが、同期生のみんなには感謝してもしきれない。

4年間こんな僕を仲間として受け入れてくれてありがとう。

引退まではまだ少し時間が残されている。

 

出場出来ない4年生のぶんも神宮で思い切り暴れるから、どうか見ていてくれ。

 

 

 

【宇津井一樹・4年投手・立教新座高校出身】

本日は東京大学第一回戦でした
昨日までの天候と打って変わって、雲一つ無い秋晴れの中、試合は行われました

 

本日は豊島こども大学の方々の野球部応援神宮ツアーがありました

 

豊島こども大学とは、立教大学文学部100周年を記念し開校された、立教大学の地域連携を進める事業のひとつです。

豊島区を知る・作る・楽しむというコンセプトのもと、子供たちが立教大学の学生と共に学び、成長する事を目標にしています。

 

そして、今回カリキュラムの一貫として、神宮ツアーが行われました!!

 

 

1

 

 

豊島こども大学の学生スタッフの方々・子供たちとその保護者の方々合わせて23名の方々が参加して下さり、今回は5名の1年部員が付き添いをさせて頂きました。

 

 

まず最初に、信濃町駅で部員が自己紹介をし、試合に出場する選手のサインボールを子供たちにあげました。

滅多にもらうことが出来ないプレゼントにとても喜んでくれました。

 

それから神宮球場へ向かい、全員で記念写真を撮りました。

 

 

2

 【写真:集合写真(神宮球場前にて)】

 

いよいよ対東京大学第一回戦の観戦開始です

プロ野球の試合は球場で見たことがあっても、大学野球の試合は初めて観戦する子が多かったようです。

 

初めて体験する立教大学の応援に最初は戸惑っていた様子でしたが、1年部員に教わりながら、子供たちも慣れない中で、楽しそうに精一杯応援している姿がとても印象的でした。

 

 

3

 

 

立教が点を取る度に肩を組み、喜びを分かち合う姿も見られました

 

結果はというと…3-0で勝利致しました!
皆さんの声援が伝わったのでしょうか
歓喜の瞬間を一緒に味わうことが出来て良かったです。

 

試合後のエール交換で立教大学の校歌を歌い、神宮ツアーは終了となりました。

 

試合観戦終了後、
「楽しかった!」

「また来たい!」

という言葉を子供たちが笑顔で言ってくれました。

付き添いにあたった私たち1年生にとっても、あっという間でしたが、とても素敵な思い出となりました

 

明日は対東京大学大二回戦が行われます。
ぜひ神宮球場まで足をお運び、熱い声援をよろしくお願い致します!

 

 

 

【岡田有生・1年マネージャー・香蘭女子高校出身】

2010.10.10

野球人生

【ラストエッセイ 第8回 ~投手 井上高芳~ 】

 

 

井上 

 

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今になって振り返ると、16年間の野球人生はあっという間のことのように感じます。

しかし、あっという間の中にも様々な経験をし、成長することができたように思います。

 

私はこれまでの野球人生を振り返ったとき、野球選手として成功したとは思っていません。

自分で思い描いていた選手になることはできなかったし、結果も出せませんでした。

自分のことを応援してくれる人がいたのに、それに応えることができなかったことはとても悔しいし、残念で仕方がありません。

 

しかし、野球をしていく中で失敗や成功を繰り返し、努力を続けてきたことは私の財産となりました。

また、野球をする上で競技だけではなく組織の一員として、礼儀や人間関係など、社会を学ぶことができました。

今思えば、野球をしてきたことで選手として以上に、人間として成長することができたのではないかと思います。

そしてまた、学生野球の原点はそこにあるのだとも思いました。

 

選手としてチームに貢献できるかは分かりませんが、勝ちたいという想いが消えることはありません。

 

私には4年間を共にしてきた仲間たちがいます。

そして、この仲間たちがチームに勝利を導いてくれると信じています。

 

「すべては優勝のために」

 

このスローガンの下に、私はラストシーズン全力を尽くしたいと思います。

 

私は、これまで私を支えてくれた両親、欠かすことのできない仲間たちに感謝しています。

 

このような野球人生を経験することができて、私は幸せ者だと思います。

 

 

 

【井上高芳・4年投手・宇都宮高校出身】

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